2022/03/03 15:46
【どちらを購入したらいい!?】V6 と V6EXPERTそれぞれの魅力と活用方法について
皆様こんにちは。ショップ担当です!
3月に入りました。いかがお過ごしでしょうか。
季節も春へと向かい、だんだんと暖かさを取り戻すとともに、
水中スクールのご参加者様の増加、また注文の増加に水中ドローンの需要の高まりを感じるこの頃でございます。
さて、今回は購入にあたり、お悩み相談をいただくことが多い、
これらの比較また、運用方法についてお話しいたします!
<商品の紹介>
製品をまだご存知でない方はこちらのカタログをご覧ください。
1. QYSEA FIFISH V6
(リンク:http://dji-shop.sub.jp/FIFISH/FIFISH.pdf)
2. QYSEA FIFISH V6 EXPERT
(リンク:http://dji-shop.sub.jp/V6expert/V6E_pamphlet_1117.pdf)
<それぞれの良いところについて>
どちらも大変人気のある機種ですが、どんな違いが挙げられるでしょうか。
〜V6のメリット〜
・安価であるゆえに、予備機として2台体制にしやすい
・カメラ性能は高価格帯のドローンと同じ性能である
・HDMI BOXを使用すればSDカードの抜き差しができなくても、データ出力が容易になる
・導入機として申し分ない性能で人気があるので使用者、また情報も多い
〜V6EXPERTのメリット〜
・V6よりもバッテリー容量がアップ(稼働時間 UP!! )
・SDカードの取り外しが可能で、データ管理がしやすい
・様々なオプション品に対応可能(ロボットアーム、別角度カメラ、採水機など)
・外部給電システムにより、長時間の運用が可能
どちらも人気の商品ですが、運用環境に合わせてご選択いただくといいかと思います。
<項目別に対応方法を見てみる>
<1. 予備機に関して>
V6のメリットにも記載しましたが、業務で運用していくのであれば予備機の用意があると安心です。電気を使用して動かす機械でありながら水中で運用するので、正しく使用しているつもりでも何らかのトラブルで現場で使えなくなってしまうという事象が発生する可能性も0ではございません。
(※修理でよく見られるのは送信機の故障。送信機は防水ではございません。)
水辺ですので、必然的に故障のリスクは高いです。
予備機があると精神的にも、そして業務も安定した運用が行えますのでお勧めいたします。もちろんご予算もあるかと存じますので、はじめは1台で運用して、今後増やしていく形でもいいかもしれません。
<2. データ管理について>
データの取り出しが容易であるとV6EXPERTのメリットでご紹介をしました。
V6EXPERTは機体裏面(腹部側)から、SDカードスロットに直接アプローチできるので、SDカードの抜き差しが可能となっております。従来の「機体からデータをダウンロードする」という手間が省けるので撮影が終わった後のデータ処理の時間が大幅に短縮されました。
このデータダウンロードはデータ量にもよりますが、かなりの時間を要するためお困りの方も多かったように感じます。
ではV6ではデータダウンロードに時間がかかる、そのまま泣き寝入りか…。
いいえ、そうではございません!
【HDMI出力BOX】を使用すれば解決です!
録画終了後にHDMI出力BOXに接続された【USBメモリ】にデータが保存されるという便利な商品がございます。
送信機から繋げていく形になるので操縦者の周囲に線が増えたり、運用にあたり追加で準備が増えてしまったりすることなどが懸念点として挙げられますが、V6を運用していく上で「データの取り出し」を懸念されているのであればこれで解決できます!!
<3. オプション品について>
V6EXPERTは様々なオプション品を利用することができます。
特にロボットアームは大変人気があります。
ものを掴み、離すという操作のほか、クランプとして水流のある場所でも安定した観察を行うために利用することも可能です。また距離ロックソナーも人気があり、前方対象物との距離を一定に保ちながら撮影を行うことが来ますので点検の際や観察に大変便利です。
オプション品が利用できるV6EXPERTは、時にはPROシリーズと同等の性質を持ちながら、安価な価格帯で購入できるということが人気の理由ですね。
V6EXPERTの説明書にわかりやすくオプション品の説明がありますので、そちらもあわせてご覧ください!(P7~9)
▶︎V6EXPERTクイックスタートガイド:
http://dji-shop.sub.jp/FIFISH/FIFISH_V6_Expert_manual.pdf
<4. バッテリーに関して>
V6EXPERT、そしてProシリーズのV6PLUSに共通して使用可能な
「外部給電システムOPSS 」
こちらを利用いただくことで、充電しながらの稼働が可能となり、バッテリー残量に縛られることなく長時間の運用ができます。
ロボットアームや別角度カメラなどの、オプション類を使用することで通常よりバッテリーの減りが早くなることも考慮しまして、あわせて導入いただくことをおすすめしております。
では、V6での対応です。外部給電システムを利用することは残念ながらできませんが、予備機として2台体制で運用する場合、急速充電のシステムを利用し、続けて運用し続けることが可能です!
1台運用していて充電が切れても、予備機のもう1台を運用している間に急速充電(1時間で90%)によって充電をある程度完了させることができ、次々と運用させることが可能です。
ただし、機体の投入と回収に時間を要することは言うまでもありませんので、業務で運用する場合はV6EXPERTやV6PLUSの機体導入もご検討ください。(外部給電の運用)
以上!今回は4つの観点からそれぞれの機体のメリットや対応方法についてお話を致しました。
お知らせからまた熱く語ってしまいましたが、ご検討中の方のご参考になれば幸いです!
もし詳細や、何かお問い合わせしたい内容がございましたらお気軽にこちらのフォームよりご入力くださいませ。
それではまた次のお知らせでお会いしましょう!